2023春の花クイズ

 庭を弄っていた。旧年の剪定ゴミの処理もほぼ終わり(完全に終わってはいない)ということで、増えすぎたハコベ、シダ、ドクダミを抜き、鉢植えの配置換えついでに、暫定暫定で誤魔化してきたものを片付けたりした。
 花ではウンナンオガタマが安定の開花。数年ぶりに黄エビネも開花した。まもなくの開花待ちはクレマチス。シラーも花芽が見え始めている。

 意図していない展開というのはよくあるもので、何年か前にはアジュガ全滅の危機があった。あまりの寒さにわたしが負けてしまい冬に鉢を乾燥させすぎてチョコチップが消えてしまったのだ。幸いなことに種が生きていたようで、まっさらの鉢からチョコチップは生き返って今に至る。
 と、今回はレプタンスがすっかり減っているのに気付いた。ホタルカズラなどランナーで増える植物が次々と鉢を脱走して、レプタンスの鉢を襲っていたのだ。そして地盤沈下というか、鉢の台が埋もれて、日陰になってしまったというのもあるし、枯れ葉が積もって根付けなかった可能性もある。
 とういうわけで、強靭さにかまけてレプタンス/西洋十二単を減らしてしまいました。チョコチップは買ったものだけど、レプタンスはいただきものだから気に掛けてたつもりだったのに。

 今一番の問題は発芽した不明の草問題。困っているわけではないけど、何が発芽したのかがわからない。
 その鉢には何度か種を蒔いてはいるが、発芽しないままその上に新たな種を植えるということをしてきたので、もう覚えていない。
 単子葉のユリではない。
 間違いなく、ヤグルマギクではない。
 間違いなく、マツヨイグサではない。
 間違いなく、サクランボやブドウ、リンゴ、柑橘類ではない。
 イチゴっぽくもない。

 なんですか君は?
 育たないとわからないね。わかるのは双子葉植物だということぐらいだ。何を植えたんだったかな・・・
 名札をつけないのは、自分流の植物への礼儀みたいなものなんだけど、こういう時は自分で馬鹿だなぁと思う。
 そもそも草なのか木なのかもわからない。
 日本の植物か園芸種として入った外来のものかもわからない。
 この浅裂の葉に見覚えが・・・ いまいちないんだよね。食べられる実のなる木だったらいいなぁ・・・

 というわけで旧ブログ時代から不定期に唐突に、答えも示さず続いてるような続いていないような花クイズ。

 問題 上の写真は前述の通り今年発芽した植物です。なんでしょうか?

 記事を書いていて不意に思い出したこの植物の名前。間違いなく記事の前半を書いている間は名前がわからないでいました。記事のタイトルも花クイズではありませんでした。
 でも、不意にひらめいたのでクイズにしてみましょう。
 確かにこの種を蒔いたよ。もう忘れてた。発芽に失敗した植物が眠る鉢でついに発芽したこの子は大切にしないとね。
 植える場所がないから鉢植えにして無理やり場所を作らないとね。
 例によって答えは示されないけど、順調に育てば当然記事にしちゃうよね。

桜草揺れる ひょことかなへびの子

318 One ending season

「春雨だ、濡れていこう」というには、寒すぎる。
 寒すぎると思っていたが、雨間を縫ってメジロやシジュウカラが何かを探しに飛んできた。シジュウカラは虫だろう。メジロも虫を探してたのかな?

 カボチャの種は思った以上に発芽してくれた。育て方はこれから調べるんだけど、食べたカボチャの実生はどんなものになるんだろうね。

 春は植え替えのシーズン。例えば薔薇やクリスマスローズを植え替える人も多いだろう。貧民である私は、土や肥料を豊富に準備できない。普段から腐葉は作っているが土として使える量は多くない。植え替えないで土を少しだけ追加で詰める程度で誤魔化しているが、幾つかの鉢植えは明らかに限界を迎えているので、植え替えてやろうかな・・・

 今年最初の植え替えはロードヒポキシス(アッツ桜/ Rhodohypoxis baurii)。
 ずっとほったらかしで雑草がロードヒポキシスより増えてしまった。それでもロードヒポキシス自体は強靭な草なので負けない。
 鉢を引っくり返したら想像以上に球根が多くあった。これまで2鉢で管理してきたが1鉢増やすことにした。
 南アフリカ原産で、近年は改良された園芸品種が多く見られる。
 うちのは母方の故祖父から亡父へと株分けされ、今日に至る三代の品だ。
 冬は休眠し、春以降も水さえ忘れなければなんとかなる強い草だから、うちでも残ってる。

 侘助椿が軒並み肥料切れで状態が良くない。元が挿木なので少し扱いが雑だったかもしれない。少し大きめの鉢植えにしたいところだが、庭土でも流用しないと土が足りない。足りないからポットのままだったのだが、そろそろ何とかしてやらないとなぁ・・・

 Camelliaって学名で呼ぶと全部ひっくるめてしまえていいな。中国語では「山茶花」というと椿のことらしい。「茶梅」が山茶花のことらしい。

 ここでプチ花クイズ!
 上の画像で「茶梅」はどれでしょう?

 即答できましたね。

 というわけで散った後の写真も撮ってみました。花がぼたっと落ちるから、もうボタモチの季節でいいかもしれませんね。

 山茶花は一枚づつ花弁が落ちていきますが、椿はめしべ(子房)を残して、花が丸ごと落ちますね。掃除する時は椿の方が楽かもしれません。
 花が丸ごと落ちるとはいいましたが、成長しきらなかった花弁が萼の中の残るんですね。
 原種の一重の椿の場合はどうなんでしょうね?
 一重の椿は私が好きなカクテルローズなんかにも似た雰囲気で好きなんですよね。うちにはないけど。
 近所を歩いていた時に見かけたんだけど、花だけだと本当に椿か一重の薔薇か迷うんだよね。葉とか木を見れば、全然違うんだけどね。筒状の雄しべの構造とか違いはいろいろあるんだけど、チラ見だけだと椿は薔薇のような雰囲気を持った品種もあるんだよね。
 しかも、学名や品種を良く調べるくせに「椿は薔薇の仲間」だと思いこんでいるので、感覚的に同列に扱ってしまう。だから、黄色の薔薇を椿の天頂に誘引して、物理的にも同じ木のように扱っているわけです。

 庭の下草も次々と芽吹いている。紫蘭が出てきたね。日本桜草も出てきました。菊類も出てますよ。シャガは花芽を持ち上げ始め、ジャーマン夫人がやっと姿を見せた。
 で、冬中うちで「冷凍生ゴミ」を食べていたヒヨドリが払った代金を確認。出てきたのは多分ネズミモチですかね。
 トウネズミモチは一鉢残してあるけど、ネズミモチはたくさん出てくるんで全部抜いてたな。
 色んな木を運んでくれるけど、ネズミモチはレア感がなくてもう喜べない。
 ネズミモチの実も漢方とかに使われるというけど、いつになったら花を咲かすのか・・・
 トウネズミモチは結構長く鉢植えになってるけど、花を見たことがない。

 春は楽しい。花粉はつらいけどね。もしも、日本が戦場になったら、花粉症と敵に挟まれるんだな・・・ 震災の時も出先で薬を飲んだ。薬を持ち歩いてたから、痒かったけどなんとかなった。
 プーチン、逮捕なんかされなくていいから、さっさと死なねぇかな。自衛隊員にでもなってれば、今頃ウクライナ、いやロシアに潜入してたのにな。親に反対されたぐらいで諦めなければよかった・・・

椿落つ独裁者の死を祈る