雷雨のあとは熱暑となり、そしてまた雨。これは走り梅雨って奴なんですかね。
生活リズムが崩れがちになるよね。そして物価高で思うようには動けない。シンプルな生活でバイオリズムというのか自律神経というのか、優しく撫でながら空を見るしかない。
雨雲を睨むが効果はない。深呼吸したら、横になって空をただ見つめている。
雨の中でも鳥や虫を動いている。雨が上がったと急いで出ても、蚊に血をやるだけだ。
雷雨後の晴れ間に柿の初夏剪定だけは済ませた。その時に若葉の一部を塩漬けにしてみた。桜の葉の塩漬けを参考にしたけど、茹でてすぐ冷やすという工程を忘れたので美味くできているか不明。ちょっと失敗かもしれないが、先ずは実験だよ!
今年は薔薇をいろいろ処理する5月だったな。まだ薔薇は咲いているけど、最後に残るのは棘が鋭い攻撃的な白(薄いピンク)の蔓薔薇だけ。これは北面の守護、うちの鬼門の方角を守る茨でもある。
昔は道を挟んだ向かいも薔薇だったので、夏はなかなかの見栄えのする道だったが、いつの頃からか向かいの薔薇が消えたのは残念なことだ。
うちの薔薇も一時期弱っていたけど、ちょっと手を加えて剪定回数を増やしてコンパクトにしたら、状態が良くなった。花も一輪一輪が大きくなった様な気がする。
基本は北面の日陰で、向かいの白い壁やアスファルトの照り返しを浴びて生きている隙間の薔薇。今年も元気に花を散らして掃除を増やしてくれている。
雨が続いたこともあり、やる気と剪定日和が噛み合わないが、早いうちにツツジと薔薇をまとめて剪定・整枝しないといけない。
戦争はクライマックスに向けて加速している。ロシア軍の戦線崩壊は明らかである。
南部ヘルソン州、ザポリージャ州の戦線からはロシア軍は後退しつつある。クリミア半島の地形を利用して防御線としたいのであろう。「龍の歯」と呼ばれるコンクリート製障害物を置き土産に残して、ロシア軍・親ロシア勢力は後退している。
ドネツク州の交通の要衝バフムトからもロシアの後退が見られている。長距離ミサイルなどの攻撃やロシア国内でのロシア人義勇兵の破壊活動によって、兵站破壊だけでなく、ロシア国内の治安維持が第二戦線となり、ロシア軍の集中を妨げているのだ。
武力で反対勢力を抑えてきたプーチン政権は、内戦の可能性を軽視していた。抑えきれていると高を括っていた。ウクライナが3ヶ月で陥落するという予想の延長にいたのだ。
ロシアを知るロシア人義勇兵は、ウクライナ軍部隊であると同時に、ロシア革命に立ち上がった民兵でもある。
戦争終結の道筋は、「プーチンの死」なくして進展しないだろう。プーチン自身に全軍撤退するプランがあるのなら別なのだろうが・・・
どちらにしろロシア人義勇兵や国民の一定数が反クレムリン・反プーチンの内戦・革命を目指しているのは明らかで、平和的な方法はプーチンの方が許さないだろう。
中国はプーチンとの距離を明確に取りつつある。プーチン体制の崩壊は時間の問題であり、プーチンはロシア国内の制御を失いつつある。その先鋒は正にロシア人義勇兵であり、それらはロシア国内の諸勢力を糾合する可能性がある。現時点では有象無象の感は否めない。その中にはFSBの偽装組織や、本質的な部分でRuZZと大差が無い集団もある。
より選別された自由主義ロシア民兵がどの程度の勢力になるか次第で、プーチン戦争の終わり方も変わってくるだろう。
そして、終わり方次第でジョージアなどの近隣諸国への影響、波及の仕方も変わる。
ジョージアの国内にも親露派と親EU派がいるが、ウクライナで戦ってきた義勇兵がジョージアに帰国できれば、親露派は一掃されるかもしれない。
チェチェンの道のりは、戦争の次に独裁者カディロフを打倒する為の戦いが必要になるだろう。ロシアのプーチン勢力や覇権主義勢力が残るようであれば、カディロフの打倒もチェチェンの独立も難しくなる。西側に亡命政府を残しての長期戦になるのかもしれない。
反対にプーチン派が打倒され、チェチェン独立を許容する新自由主義陣営の政権が誕生すれば、カディロフを支持する勢力は孤立し、新チェチェンの独立も叶うかもしれない。
ロシアの外堀、シリア・イラン・ミャンマーなどへの支援の波及は限定的だが、ロシア内戦が自由主義陣営の勝利で決着すれば、それらの国へと支援は波及するだろう。
それらの国はプーチン・ロシアの外堀でもあり、中国共産党の外堀ともいえる。
民主主義国家より独裁国家の方が多いという人もいるが、そういう論者は それだけ多くの人が苦しんでいる という見方はしないらしい。
中には比較的まともな穏やかな政権もあるのだろうが・・・
実際に民主主義社会も汚職や恣意の洗脳を広める独裁者を生むことはある。人の社会にはそうそう万能な理想はないのだけど、それにしても人の命を理不尽な理由で奪う独裁者が放置されるべきではない。
シリア・イラン・ミャンマーは、ロシア再編やウクライナ復興と並行すべき人類社会の課題である。
アフリカで起きている地域紛争もそういった外堀が全て埋まった後に、解決できるものもあるだろう。先進国が武器を供給しなければ、多くの紛争は小さなものになるはずだからだ。
雨雲め薔薇の剪定は手付かず