もうdailypromptやめようと思ったのに・・・
若い頃は特にネガティブな感情に右往左往したね。それは若さという 無知と行動できる身体があるからこその問題で、老いて金も体も失えば、ネガティブかポジティブかの差は大してないと分かる。
若さから見て老いはネガティブかもしれないが、老いから見て老いはノーマルな状態だ。時には死にたいと思う気持ちさえノーマルだ。
さすがに20代以前の、10代の頃の自分にこの感情を共有させることは難しい。老いた今の自分には凡そのネガティブとされる感情はノーマルであり、特別に対処することはないと思える。
幸いなことに、アメリカ人のように銃を持ち歩いているわけでもない。私のSNSでの発言に傷付いたなら申し訳ないが、どうか泣き寝入りしてください。ネット上で謝罪なんてしません!
今となっては誰かを殺害したいと思うこと、殺害しようとすることさえ、特別にネガティブなことだと思えない。
冷静さがない人、特に前頭葉が発達していない人はどこかで犯罪を起こすだろう。事件が起こるたびに必然的な現象にも思える。
2017年 東名高速道路での煽り運転死傷事件 の犯人 石橋和歩 の裁判報道を見る限りでは、死や拘束以外の方法でこの人を止められたとは思えない。この人の10代以前の環境がどのようなものであったのかは分からないが、30歳を過ぎた現在の状況からは死以外で止める方法はないと思える。
プーチンやネタニヤフ、それらの支持者のように、悪意を善意とさえ言い換えかねない精神を持つ人々がいる状況では、ネガティブな感情も極めて自然だと思える。ネガティブな感情・環境は連鎖するので、既存のネガティブ事象を避けるには現実から遠ざかるしかない。
ところが、安全なところにいる人がネガティブな現実から遠ざかることも、やはり逃れられない当事者から見てネガティブな要素になる。
「お互いを理解し許しあう」というのも、そこにたどり着くのに多くのネガティブの壁を越えねばならない。たどり着く前に殺人事件や戦争に巻き込まれたら、終わりだよ・・・
このブログではネガティブを避けずに書きたいことを書いているようで、私個人の核心部分には自分でも触れずに最悪ブログを放置さえするが、ネガティブな感情への対処法というより、ネガティブな感情が処理できなくなると不貞腐れて寝てしまうからで、睡眠に勝る処理はないとも思う。
ただし、それは対処法として中途半端で、寝られる場所にいなければやはり処理できないことになる。
結局、不登校とか引き篭もりというのも妥当な行動で自然な気もする。自然な反応をネガティブ・ポジティブと分ける行為がすでにネガティブな行動ではないか・・・ というのが最新の私の考え方だ。
異常者の域に達した独裁者や犯罪者でないならば、ネガポジの分けを無理にすることはない。嫌だと思うことさえ逃げることを楽しめばいい。楽しめ! 本当に逃げる必要があることならば・・・
迂直の計 は孫子兵法での風林火山の前提となる考え方だ。戦争の話だが、日々の生存競争にそのまま活かせる考え方だ。
迂直患利とは直訳すれば「遠回りや出遅れを近道(最適解)に変え、患いを利益・有利に転じさせる」という発想だ。
難しいことではなく簡単なところでは「残り物には福がある」
英語では「One man’s trash is another man’s treasure.」というような考え方が第一歩。
大谷翔平のゴミ拾いにも近い発想だ。実際にゴミ拾い自体が野球の巧拙につながるかは知らないが、迂直患利の思想は心にゆとりを与えるし、不利な状況でこそ状況打開を考える楽しみが生まれる。
究極的には「負けるが勝ち」「Sometimes you win by losing」ということもある。スポーツ競技でもわざと負けて次の対戦相手を調整しようとする考え方もある。倫理の問題とは別で、ネガティブとポジティブという単純発想を変えるものだ。
どうしても目標や計画があると目標・計画を基準にしたネガティブ / ポジティブが発生してしまう。
まさにプーチン戦争は「ウクライナの支配権」(基準)を賭けた戦争だが、物量の問題を度外視すれば本質的にウクライナが有利であることは明白だ。ウクライナ国民がいて、ウクライナ政府があり、ウクライナ軍が戦う限り、プーチンの勝利がないからだ。
つまり、負けを認めない相手には決して勝つことが出来ないという真理である。だからプーチンは最初からロシアの敗北が決定しているような戦争を始めたことになる。
ヒトラーの戦争もポーランド・チェコ・スロバキア・デンマーク・オランダ・フランスと占領地を拡大していった。短期的・一時的・局面的な勝利はあったが、歴史が示すとおりに最終的にヒトラーは自殺し、ドイツは無条件降伏した。
ヒトラーを敗者として拘束することはできなかったが、ドイツは負けた。フランスを始め多くの国々が出遅れ、遠回りをしたが、最終的な戦勝国は明らかである。
しかし、国には勝ち負けがつくが、多く人が家族友人を失った。人類そのものは戦争が起きた時点で常に敗者である。これを勝利と感じる人がいる時点で、ネガティブは永遠に人につきまとう。
ネガティブな感情に対する対処法の多くは無駄で、つまらない状況に妥協して次のネガティブな感情を待つだけの行為でしかない。
問題はネガティブとポジティブを分ける発想をやめること。ネガティブな感情を持った時にそれを大事に楽しむことだ。
他の人に意見を聞けるなら多くの人に聞くのもいい。
他の事で紛らわせることもできるが、記憶から消えるわけではない。許せないなら、許せないというのを認めればいい。
ただ、犯罪者になる気がないなら、怒りや悲しみを別の事へ転じる、すぐにできなくても転じようと考える・計画することが大事だ。
答えが出ずに寝てしまい、忘れていたら、大したことではなかったということだし、忘れていないなら、人に相談したり、考え続ければいい。相談相手をどう選ぶかは大事だけどここでは割愛・・・
つまり迂直、そして寝る。
それが私の対処法ってことなのかな???
春だけど雪になるなら鍋料理