鉢の整理をしていた。
先ず今年咲かなかったチューリップタルダ。ほったらかしていたから、雑草鉢化してしまい、そもそもタルダの鉢であることさえ忘れて、日陰に押し遣っていた。
4月末頃に芽が出始めて、「ユリ科だなぁ」程度にほっといたけど、5月になって、「あ、タルダだ!」と思い出して、慌てて日向に置きなおした。
今年は咲けないのかなぁ・・・と思ったので、思い切ってカタバミなどの雑草を抜き、本当に生えてきたテッポウユリを抜き、一部土を入れ替えてタルダだけの鉢に戻した。原種のタルダは強いから、シレっと咲いたりするかも・・・ ないか・・・
ずっと大事にしてきたアップルミントは消えてしまったけど、スペアミントとペパーミントが残っている。老母は同じミントを買ったと思っているが、匂いも違うし、おそらく後に買った方はペパーミントだと思う。
ペパーミントは好きではないので若干邪険に扱ってきた。で、ここにも雑草とユリが生えてきたので、ことごとく抜き、土を一部入れ替えた。これもペパーミントだけの鉢になった。
植え替えの副産物としてテッポウユリの地植えが増えた。ユリもなかなか強くて増えるな。
カクテルローズが枯れたかもしれない。一番手をかけていたお気に入りだったが、植え替え的なことを久しくしていなかったし、思い当たる節は沢山ある。ま、例によって挿し木苗が生きているので、植え替えだな。バラの挿し木苗は沢山あるのだけど、どれがどれだったかわからない。名札はつまらないから付けない!
ブログで育てている植物の名前を見直すことはできる。写真で載せたものはどの鉢だったかわかる。
しかし、ポット植えの挿し木はもうどれがどれだかわからない。
ラナンキュラスの球根も混栽してからどれがどれだか解らない。そもそも最近は掘り上げずに鉢ごと乾季スペースに寝かすので、球根を見ることも無くなった。
手を抜くことばかりを覚えると、不意に枯れることがあるからバラは面倒な植物だ。でもカクテルローズだけはそれなりに大事にしてきたつもりなんだけどな。前にも枯れそうになったことがあったけど、あの時は生き返った。今度は無理かもしれないなぁ。
また挿し木から始めなければ。今年は朝鮮木萩も枯れたし、色々と枯れる年だな。
それともカクテルの鉢は別のバラにしちゃおうかな。カクテルの挿し木はまだ小さいから、昔枯れた白いバラの挿し木に光を当てるべきかな。
それとも、しばらくバラをやめて、全然違う植物に大鉢を使おうかな・・・・・
コブシの実生苗が大きくなってきたし、カクテルの鉢は「辛夷」にしようか・・・ で、カクテルは少しだけ大きい鉢にしようか・・・ これは玉突き植え替えの予感。果樹用の大型ポットが一つ残ってるんだよね。荷物入れに使ってるけど、これも使えば、カクテルも大鉢、辛夷も大鉢にしてやれる。
辛夷は盆栽にしてみたいなぁと思ってたけど、ポットはそろそろ限界かもしれない。それに大きくして花を見たい気もする。このまま盆栽路線を維持するか・・・
現カクテル鉢→ウンナンオガタマ、現ウンナンオガタマ鉢(旧Rep. de モンマルトル鉢)→カクテル挿し木苗という鉢交換でもいいかな。ウンナンオガタマの鉢こそ元々バラ用の鉢だったわけだし。
するとコブシはやっぱり盆栽路線かぁ・・・それが自然な流れだな。
バラ専用の鉢は水が漬きにくい。多分、カクテルが枯れたのも水が漬いたのが原因だった可能性は無くもない。今年の気候変動は多くの植物に負担だったからな。弱くなっていたんだろうな。枯れるまでの時間が短すぎた。ちょっと怠けただけで枯れちゃうんだ。
鉢バラってちょっと油断すると枯れようとするんだよ。だから好きじゃないけど、カクテルだけはどうしても好きなんだよね。
命っていつも死ぬよね 勝手にさ 大事にしてもしなくても死ぬ
心得ず命は生まれまた生まれ 生も死も祈りも幾重にも
咲く時の膨らみは輝くように
枯れる時にはあっさりと消ゆ
ぐずぐず病むよりマシかもしれぬ
ことばを信じずに姿でみせる
ぐだぐだ言うよりイキかもしれぬ
死んで命の苗床となり
転じて命の胚胎となる
人は悲しむ無駄を繰り返し
人は慈しむ無駄を繰り返す
宇宙は命
宇宙は死
膨らんでは萎み
萎んでは膨らむを繰り返す
繰り返す波長の長短を憐れむも無駄
無駄さえ繰り返すのがスジかもしれぬ