帰り花

 ベスト8、ブラジル、オランダそれぞれPK戦で消えた。さすがに決勝KOステージは、そう簡単に勝敗はつかず、引き分けでPK決着という展開は納得できる。
 ブラジルはネイマールが魅せたら敗退。オランダは名将ファン・ハールの守備戦術がはまらず。
 よくある話だが、スター選手の全てがトロフィーを手にするわけではない。全ての強豪国がチャンピオンになれるわけではない。特にワールドカップはね。クラブチームとは違う。

 といった悲喜こもごもに疲れた時は庭を見るのもいいよね。

 先の記事では、帰り花をカタールワールドカップの皮肉にしてみたが・・・・
 今年も二輪もスミレが咲いてんだよ。葉は枯れてるんだけど、こっそり咲いてた。人にとっては十分に寒いんだけど、何がスイッチになるかわからないものだね。
 うちは三種類ぐらいのスミレがあるけど、タチツボスミレ以外の名前はわからない。色の濃い方はアメリカスミレの系統かもしれない。
 おそらく故祖父家から分けてもらった白いスミレがアメリカスミレの園芸種だったのだと考えている。いわゆるパンダスミレに色合いは似ているけど、形状がどうも違うんだよね。その頃は「スミレなんて芽々しい」って特に好きではなかったけど、何でも知ると見方が変わってくるんだよね。

 暖房も制限してるし、自分は寒いと思ってるけど、寒いのは人間だけなのかな。

 今年のヒヨドリは林檎の皮をあまり食べないなぁと思っていたけど、色々と原因があって、山茶花を突いていた。メジロはまだ見ない。
 とりあえず、原因は梅の木に下げてある簡易な針金の餌台の位置で、昨年までは幹の突起に餌台を引っ掛けて固定していたのだけど、一年経ってそのわずかな突起がなくなり、固定できなくなった。
 針金を変形させて、幹に添うようにしていたのだけど、今までより幹から離れてしまって食べづらかったのかもしれない。で、幹に括りつけて固定した。
 とりあえず、今は山茶花が散々に突かれている。ヒヨドリはそれで満足しているらしい。

 庭には二羽のヒヨドリがいたね・・・

 今唯一咲いているシクラメン。他のシクラメンは葉はあるけど、花芽はいつも春以降だね。日陰の庭の日陰にあるシクラメンだけど、これだけ何となく朝日の差す場所だったからかな。品種の差か、置き場所の差か?

 鳥や花と違い、自分は寒くて何もする気はしないけど、ワールドカップだけはLIVEで見る。サッカーなんてやってられる時代もあとちょっとで終わると思うんだよ。いや、すでに終わってる人もいるだろう。
 事実、国内の凶悪犯罪は増えてる感じだし、オレオレ詐欺だってなくならない。統一教会はやりたい放題、岸田は思いつき次第、プーチンも金将軍も撃ちたい放題、これで社会を正常に維持するのは難しいだろう。
 しかも、季節は冬。ほっといても辛い季節だからね。寒いんだよ。ただただ寒い…
 暖房はワールドカップへの情熱だけだよ…

どこの颪か弱のヒーター昼の冷え
山茶花よ散らした二羽の鵯よ

Legendary Brazil

ワールドカップに浮かれて、伝説のブラジル11を考えていた。
1958、1962、1970、1994、2002の優勝チームと、1986のベスト8(負けなし+引き分け[PK負け])のチームからチョイス。
海外を含む他のメディアなどでよく挙がるベスト11から漏れている選手としては、ジジ(1958・62)、ファルカン(1982・86)、ロナウド(2002)など。

そもそもサッカー王国ブラジルから11人だけ選ぼうというのが無茶な話なんだけど、個人的にはデニウソン(2002)、ジーニョ(1994)、他にもマイコン(2010)も入れたいんだけど、思い入れを抑えて、伝説として語りやすいところを集めてみた。

GK:Cláudio Taffarel(1994)
CB:Aldair Santos(1994)
CB:Lúcio(2002)
LB:Roberto Carlos(2002)
RB:Carlos Alberto(1970)
DM:Dunga(1994)
OM:Zico(1982/1986)
OM:Ronaldinho Gaúcho(2002)
LW:Pelé(1958/1962/1970)
RW:Garrincha(1958/1962)
CF:Romário(1994)

これで2022のブラジルが活躍したらどこに誰を入れるべきかで無駄に悩んでいる。やはりチアゴシウバが有力候補かな。
CB:Thiago Silva(2022)
カゼミーロもありだけど、ネイマールはない。ネイマールはジーコやペレからポジションを奪えるほどのマリーシアを感じないからね。テクニックはあっても頭のいい選手ではない。
CM:Casemiro(2022)
結局、11人を想像するのは楽しいけど、有力候補を削る作業でもあるので残念な気持ちになるよね。
もうWCCFのようなサッカーゲームは全くやってないので、ただただ妄想するだけの遊び。

でも私のQatar2022の優勝予想は
本命フランス
対抗スペイン
展開次第でイングランド
展開次第でアルゼンチン
大穴セネガル
なので、ブラジルの優勝は想定していない。それでもベスト4ぐらいに入って、大量失点せずにPK負けとかで、そこまでにブラジルらしいスーパープレイが見られたら、1982/1986のように高く評価されるセレソンになるかもしれない。
でも、もうカメルーンに負けつけられちゃったな。

“Jogo bonito” cannot be called without both “Ginga” and “Malicia”.